細菌性胃腸炎の症状について

細菌性胃腸炎は感染性胃腸炎の一種に属します。感染性胃腸炎は、普通で夏場によく発作する「細菌性胃腸炎」と、冬場に流行しやすい「ウイルス性胃腸炎」の2つに分けることができます。細菌性胃腸炎はサルモネラ菌、カンピロバクター、腸炎ビブリオなど、細菌によって起こる胃腸炎で、「食中毒」とも呼ばれています。一方ウイルス性胃腸炎は、アデノウイルス、ロタウイルス、ノロウイルスなどのウイルスが原因となる胃腸炎で、「嘔吐下痢症」とも呼ばれています。

細菌性胃腸炎は文字通り細菌を通じて発作する腸炎です。別名、食中毒とも思われます。細菌性胃腸炎の原因によっても異なりますが、一般に原因となる食べ物を摂取してから、 5 ~ 72 時間の間に発症します。 魚介類の加工品、肉、卵、カキ氷、いずし(ニシン、アユ、ハタハタなどの保存食品)などで起こることがあります。これらの食事を摂取し、暫くして下痢や腹痛の症状が出た時には食中毒を疑ってみる必要があります。

細菌性胃腸炎の症状は細菌の種類によって違います。毒素型の黄色ブドウ球菌は嘔吐、腹痛、下痢、ボツリヌス菌は嘔吐や胃腸障害、神経障害が現れ重症化すると呼吸障害が生じ死に至る場合もあります。感染型の腸炎ビブリオは腹痛や下痢、稀に血便や発熱、嘔吐。サルモネラは嘔吐、腹痛、下痢、発熱。カンピロバクターは下痢、腹痛、高熱、また、頭痛や悪寒、筋肉痛などの初期の風邪の様な症状。リステリアはインフルエンザの様な発熱、頭痛、嘔吐。病原性大腸菌は嘔吐、下痢、腹痛。0-157では血便や重症の溶血性尿素症症候群や脳症といった命にかかわる病気を引き起こします。