胃腸炎・急性胃腸炎のそれぞれ

胃腸炎
胃腸炎(いちょうえん、英: Gastroenteritis)とは消化管(胃 および小腸 )の炎症を特徴とする疾患であり、下痢、嘔吐、腹痛および腹部痙攣などの症状を呈するです。

つまり、胃と腸に炎症を起こしている状態です。

炎症が発生している場合によって、胃は胃炎、腸は腸炎、そして胃と腸両方も発生している場合は胃腸炎といいます。

原因
現在の胃腸炎は大体細菌やウイルスを感染して起こりました。つまり、感染性胃腸炎であります。

急性胃腸炎
急性胃腸炎は急性に発症する胃腸症状を主体とした症候群であります。そして、ウィルス性・細菌性・ストレス性と3種類があり、年間を通して注意が必要なのです。

急性胃腸炎の症状
急性胃腸炎の症状は人によって個人差があります。一般的には風邪と同じで咳や鼻水から症状が始まり、血便、下痢、嘔吐などの症状を引き起こし、食欲が減退していきます。そして、場合によって胸やけ、むかつき、腹痛、発熱などを伴うことになり、すぐに症状が治まる場合もありますが、酷くなれば脱水症状に至ります。

急性胃腸炎の原因

急性胃腸炎の原因は三つがあります。
1.ウィルスの原因で、主要なウイルスはノロウィルス、ロタウィルス、アデノウィルスであります。

ロタウイルス
ロタウイルスの特徴は「便が白く」ということであります。

誰でも一度は感染する可能性があります。そして、最初の1回目が最も強く何度か感染するうちに症状が軽くなるウイルスということであります。

ロタウイルスの症状
脱水症状が強く出たりそして、意識がぼんやりするなどの症状が出ることができます。

アデノウイルス

アデノウイルスは夏のプールで感染しやすいということです。

アデノウイルスの症状
アデノウイルスの症状は40度近い熱を出してしまうことであります。そして、肺炎や、扁桃腺炎も引き起こす可能性があります。

ノロウイルス
ノロウイルスは冬に一番流行っているウイルスであります。

ノロウイルス感染の原因
ノロウイルスを感染するのは生カキなどの2枚貝のものを食べると関係があります。

2.細菌が原因で、主要な細菌はO-157、サルモネラ、腸炎ビブリオで食中毒と呼ばれるタイプです。

サルモネラ
サルモネラは0.5-2μmの嫌気性グラム陰性桿菌で、周毛性の鞭毛があって活発に動き腸管内で約100万個以上に増殖して発症します。

サルモネラの特徴は動物の腸管、自然界(河川、湖川、下水など)に多く存在し、胞子を形成しないので熱に弱く、加熱によって死滅してしまうということです。

腸炎ビブリオ
腸炎ビブリオは1本の鞭毛と数本の細い側毛を持つグラム陰性桿菌でサルモネラ同様胞子を形成せず熱に弱い菌です。

腸炎ビブリオの特徴は海水(塩分3%)で増殖し10℃以下や塩分のないところ(真水)や酸の中では増殖できません。魚介類を汚染することが多く、室温でもよく増殖しますので放置しておいた魚介類から発症することが多い菌です。

O-157腸管出血性大腸菌
腸管出血性大腸菌は動物の腸管内に生存するグラム陰性桿菌で、通常腸管内に存在する常在性大腸菌とは病原性以外は区別できません。
腸管出血性大腸菌の特徴は糞尿を介して飲料水などに汚染したり食肉処理過程で生肉を汚染したりして感染します。そして、毒性の強いベロ毒素を出しHUS(溶血性尿毒症症候群)を合併して死に至る可能性があります。

3.ストレスの原因で主に仕事、家庭、学校でのストレスも溜め過ぎると胃腸炎を引き起こします。

ウイルス型の潜伏期間
ノロウィルス
潜伏期間:1〜2日
発症期間:2〜3日
二次感染期間:1週間前後

ロタウィルス
潜伏期間:1〜2日
発症期間:5〜7日
二次感染期間:1〜3週間

アデノウィルス
潜伏期間:5〜7日
発症期間:1〜2週間
二次感染期間:2週間〜1ヶ月

ウイルス型の予防出来る方法
これはトイレの後やまた食事の前後、手洗いということです。そして、家族の皆はタオルを共有しないことも重要です。

お子さんなどで、ブロックなどのおもちゃを使うような時は一日一回はアルコールスプレーなどで除菌して洗えるものは洗うなどの工夫が重要です。

細菌型の予防出来る方法

1.食品に注意
冷凍食品は充分な解凍、充分な加熱、充分な洗浄など

2.衛生管理
包丁まな板のような調理器具など熱湯や消毒石けん(次亜塩素酸ナトリウムなど)で消毒し常に清潔にしておくことです。

3.人の衛生管理
手洗いまた手袋の着用等

4.調理後管理
調理後の食品は長く放置しない、冷蔵庫内の調理済み食品を過信しないことです。